2008年05月15日

誕生日って

大人になってからは自分の誕生日に頓着するって事はあまりないし、他人にアピールする事もない。だけど意識しない訳ではなくて幼少の頃、病弱だった身としては1年生き延びたなぁみたいな感慨と感謝の気持ちは大いにある。

節目として大切な日だから歓迎しているが、そろそろ加齢するのはゆっくりお願いしたいものだなぁなんて考えたりもする。

キングトーンズに入った頃リーダー内田が、タレント情報を冊子にしてくれる会社に送る情報として必要だからプロフィール提出してよっていうので、目の前で書いて置いてきたのに、後日電話がきて「誕生日いつだったっけ?」って聞かれて、「こないだ書きましたけど」って答えたら、「それが、ないんだよ」っていう事で口頭で伝えたら誕生日が一日ずれて7月4日で登録されてしまっていた。

2年位たってその冊子を見る機会があって気が付いてリーダーに言ったら「一日位いいんじゃない」って言われたので「どうせ間違えるなら10歳位若くして下さいよ」と言うと、じゃあそのうち修正してもらうよっていう事でいまだに7月3日と4日が混在している。

僕も一日位いいかって思うのだけど3日です。

「そういえばオレの誕生日知ってる?」って聞かれて「リーダーは10月29日ですよ。おまけにO型です。」って答えたら、「オレ幾つになるんだっけ?」って言うから「1936年生まれだから、35歳は過ぎてると思いますよ。」なんて会話をして笑ったのも最近の話だ。

こんな話、6月末だったら物欲しそうな感じがするのでちょっと遠くから書いてみました。メロンやアワビ、贈らないで下さいね(笑)。ときどき読んで頂けるだけで、とっても幸せですから。

2008年05月10日

キングトーンズBEST発売決定!

本日は告知であります。

7月23日にユニヴァーサルよりザ・キングトーンズのBEST盤が発売されます。また諸般の事情からフルアルバムの発売が遅れているVIVIDSですが、さきがけてこちらに3曲収録される運びとなりました。

タイトル: ゴールデン☆ベスト /ザ・キングトーンズ
商品番号: UPCY-6484
発売日: 2008年7月23日(水曜日)
価格: \1,980(税込)
ライナーノーツ:上田正樹氏

収録予定曲:
1.グッド・ナイト・ベイビー
2.捨てられた仔犬のように
3.DOO-WOP!TONIGHT
4.家へ帰ろう
5.愛のノクターン
6.君だけが
7.天気予報がはずれたら  
8.暗い港のブルース
9.月光のノクターン
10.ドック・オブ・ベイ
11.愛さずにはいられない
12.ライオンは寝ている
13.煙が目にしみる
14.オンリー・ユー
15.グッド・ナイト・ベイビー(英語版)

Jimmy and the Vivids 
16.涙のミラーボール ⇒ 上田正樹 作曲
17.On The Wave ⇒ 2007年FUJI ROCKパフォーマンス曲
18.グッド・ナイト・ベイビー(カヴァー)
その他 全21曲収録予定

どうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m。

2008年04月19日

オーディション

年に数回はオーディションを受ける機会がある。ミュージカルの若手のオーディションで審査やレッスンをする立場で関わる事もあるけど、歌ってナンボのお仕事だからお声が掛かれば喜んで受けに行く。

僕の場合はCMのナレーションや外国映画の吹き替えが多い。頑張っても先方が決めるものだから不採用になる事だってある。もちろん始めから石塚に頼むっていう嬉しいパターンもある。

日本で録音し、アメリカに送って審査という事もよくある。結果がでる頃には受けた事を忘れるくらい時間が経っていたなんて事もあった。オーディションに通ればバンザイで、だめでも交通費が赤字になるだけだ。

僕はキングトーンズ以外の仕事に関してはフリーな立場だから、条件が合えば色々な仕事をする。ここ何年かで面白かったオーディションは自宅の電話で歌った事かなぁ。
まずFAXで楽譜が届いて、それを見ながら受話器に向かって歌った。電話は先方の会議室につながっていてスピーカーで聞いている。結果は「残念!」だったけど後日別の役で「敗者復活」した。最初の話からオーディション終了まで15分しか掛からなかった。この時は自宅にいたから良かったけど、旅先とか、他の仕事でスタジオにいたらどうなったんだろう。

僕がキングトーンズのオーディションに通ったのはリーダーの「彼でいいんじゃない。ユニフォームも前任者のが使えそうだし(笑)」という鶴の一声だったそうな(^_-)

2008年01月28日

飛行機雲

冬場は富士に日が沈み、晴れた日の夕焼けはとても絵になる。色合いは秋の方が良いかもしれないが、家にいるときはよく眺めて楽しんでいる。これは今月19日に撮った写真で日没後に飛行機雲がクロスしたところで、たまにあるんだろうと思うけど初めて見た。
Cross.jpg
何かの前兆? ないない。人工物ですし!

このクロスの真下が富士山なのに曇っていて見えませんでした。

「夕焼けレッドで帰りましょう…」なんてCMソングもありましたね(^^)

2008年01月10日

もひとつ「Logic」

キングトーンズのメンバーになった1997年にもLogicは大いに役に立った。

というのは、レパートリーを一気にマスターする時、たくさんある過去の演奏テープを全部パソコンに取り込み整理したから(ホントはこういう仕事は苦手です)、譜面を書くという作業が随分ラクに出来たからだ。

ハードディスク上にデータとして存在するから、頭出しや、区間リピートがすぐできて、昔みたいにカセットをいじめる必要がない。高機能な音楽制作用ソフトを耳コピーに使うのはもったいない気もするけど、何より扱い慣れているし後でCDにする事も簡単なのだ。

前にも書いたがキングトーンズにはコーラス用の楽譜が存在しない。前任者から口伝えで受け継がれる為、伝統芸能の域にあるといっても過言ではないであろう(ウソウソ)。

Logic_01_R.jpg     Logic_02_R.jpg重〜い!

さてLogicは高機能ゆえマニュアルのボリュームも半端じゃない。初期のは誤字が多く、へんな日本語でウケてたが最近はすっごく丁寧に書いてあり、これだけで「ひと財産」みたいな感じがする。アップルに買収された後のバージョンLogic Pro7でマニュアルは完成したなーと思っていたら、今度はそれがLogic Studioで全部乗せになったから合計で2000ページを超えている。池袋ビックカメラに電車で突撃したのを後悔してしまう重さだった。立派な箱に入ってありがたーい雰囲気を漂わせている。

ありがたいといえば富山弁(2007年10月18日に富山の方言番付貼ってあります)では「眠くなる」の事を「ありがたくなる、ありがたーなる」というらしい。今年もステージでお客様が「ありがたく」ならないように頑張らなくちゃ。えっ?、僕はステージで「ありがたく」なるなんてありえませんから〜。
(-_-)(_ _)(-_-)(_ _).。oOO

2007年12月31日

仕事納めはENKAで♪

あと10時間ほどで正月だ。

今年の仕事納めは北島三郎さんの「祭り」の影コーラス。1曲だから途中からそっと入って、さぶちゃんと一緒に帰る。大御所はそのままNHKホールに向かい紅白出演だけど僕はさっさと帰宅して宴会の支度をする。昨日から色々仕込んであるから後は仕上げをするだけ。

NHKといえば「歌謡コンサート」という番組があって、数年前キングトーンズも出演した。北島さんとリーダー内田は同い年で血液型もO型、身長も近いかな…。で、デビュー前にTVのオーディション番組でよく一緒になっていたらしい。北島さんはこの番組の常連でこの日も出演していたから、久しぶりにキングトーンズと対面する事になった。

僕はキングトーンズのメンバーになってからも、こっそり北島さんの影コーラスをNHKでやったり、新曲のCDに低い声のバッキングを入れたりしていたので、この日も依頼が(ありがたい事に)来てしまった。

物理的には両方出来るけど、ピンクのピカピカのスーツで影コーラスをするのもあんまりだから、代わりの人にお願いしてキングトーンズに専念した(当たり前ですが!)。

衣装に着替えてからリーダーが北島さんに挨拶に行こうよって言うので2人で彼の楽屋に行った。言葉こそ少なかったけど目と目で通じ合っている感じがした。そして僕を見て、オレのコーラスは誰が?って言われる前に「すみません、もっとちゃんとした人に頼みました。」なーんてやりとりがあったりした。

後日、別のテレビ局で北島さんの特番にコーラスで呼ばれた時に、サウンドチェックでグッドナイトベイビーを一節だが歌って下さった。スタッフはみんな訳も分からず笑ったが僕はとっても嬉しかった。

今年は(も?)演歌で仕事納めをするため新宿コマ劇場に向かいます。

皆様、良いお年をお迎え下さい。

2007年12月26日

クリスマスの歌

巷のクリスマスイベントは12月25日を過ぎると急速に収束してしまい少し寂しい感じがする。キリスト教的には確か4週前からクリスマス解禁になって教会でクリスマスソングを歌うのだが、僕は年内いっぱいは歌いたいなぁと思う。この時期になると「ジャズ詩大全」という本のクリスマス編を引っぱり出してかたっぱしから口ずさんでみたりする。ウチで。
ジャズ詩大全 別巻クリスマス編 (楽譜なし) (ジャズ詩大全)

ところでキングトーンズにもクリスマスソングのレパートリーがいろいろあって「Go tell it on the mountain」なんかをよく歌った。これはバリバリのゴスペル。他にも定番の何曲かがドゥーワップ風にアレンジされて、原曲よりかなり楽しげになっている。

ドゥーワップのベースボーカルは楽しいけれど、こてこてのワンパターンフレーズを繰り返したり、ここぞというところで意味不明な「ウェー」とか「イァー」みたいな合いの手を入れるというお約束があって、慣れるまでは恥ずかしくて仕方がなかった。

今は言われなくても自然にやっちゃいますけどね…

2007年もあと5日。今日は台所掃除して年賀状書かなくちゃ(^^;)

2007年12月19日

ゴーアラウンド

昨日18日の箱根で年内の旅は終了。今年も結構移動したなぁ。国内線の飛行機と新幹線に合計80回位は乗ってると思う。乗り物に関するちょっとしたエピソードはたくさんあるけど、飛行機で経験した事を一つ書いてみよう。

キングトーンズの仕事で福岡の柳川に行った時の事。福岡空港って博多駅のすぐ東側にあって、滑走路のすぐ前に幹線道路がある。繁華街の低空をガンガン飛行機が通過してるイメージがある。

羽田から福岡に着陸したとき、普通は逆噴射して減速するのに、そのまま滑走している。少し前にガルーダ機がオーバーランしたところだし、このまま行っちゃうの?ドキドキ。

もう少し遊びたかったなぁとか、あれもこれもガマンしないで買っておけば良かったとか、しょーもない事が頭をよぎった時に急加速して再び離陸、急上昇した。ここで人生が走馬燈のようにスピード再生されたらもうアウトなんだけど、幸い走馬燈は回らなかった。大袈裟でごめんなさい。

しばらく上空を旋回して今度は無事に着陸した。着陸態勢から上昇、旋回っていうのは今までに何度かあったけど、接地して少し走ってやり直したのは初めてだった。

この時、リーダー内田は窓側の席で外を見ていた。僕は移動中、ほとんど寝ているが彼は滅多に寝ない。迎えの車に乗ってから…
石塚「着陸やり直しましたね。今日はちょっと恐かったです。」
内田「えーっ、そんな事があったの?」
石塚「外を見ながらニヤニヤしてたじゃないですか!」
内田「まーねー」

大物だなぁ。これにはこっちがニヤニヤしてしまった。

2007年12月10日

自己散髪(啓発じゃなく)

電化製品と食材は良く楽しんで買うのに、洋服に関しては大事な所がちゃんと隠れて、暑からず寒からずなら大体OKのノリだから自分で買うっていう回路がない。どちらかといえば白黒系より分かり易い色の方が好きっていうくらい。

散髪に行って「今日はどうしますか?」って訊かれても「短くして下さい」しか語彙がない。こういう髪型にしたいなんて考えた事もない。ある事がきっかけで最近まで自分で電気バリカンを使って切っていた。

一応人前に出る機会の多い仕事だからってのもあって、10年前位までは毎月のようにちゃんとしたお店にカットに行っていた。ところが引っ越してから最初に行った近所の床屋は、70才は軽く過ぎた女性が3人でやっていて(お母さんと姉妹と見た)、飛び込んだ時は他の客もなく、寄ってたかって2時間近く掛けて丁寧にやって下さったのだが、そのほとんどは世間話に費やされた時間で、しかもスポーツや芸能の話題でこっちは全く分からない。先方も気を遣って下さっているのは良く分かるが、こういう時間が子供の頃から苦手で出来たら放っておいて貰いたいというのが本音だ。あー大人げない。

自分の親より年上だろうなと思いにこやかに相槌を打っていたが、しまいには「おニイさん野球の江川に声が似てるよ。良かったねぇー。」なんて言われて(江川さんの声、聞いた事ないけど低音なの?)がっくりきてしまった。なのに「あ、ありがとうございます…」なんて返してたり…。

うーんこの床屋は僕みたいな若造(っていわれたらお礼言わなきゃなんない年だけど)には「10年早い(はえぇと読んで)」なって思ったのがきっかけで、もう床屋に行くのは卒業して自分でやっちゃえって事になっていたのだ。

僕はこだわる所には細かいけど、それ以外はかなり大雑把なところがある。散髪は自分の中ではこだわらない事の範疇にあるらしく、ひとり散髪では鏡もろくに見ず、3分で終了する。以前作業中にクロネコヤマトさんが来たので、よせばいいのに慌ててオートロックを解錠しようとしたら左の側頭部を15センチほど、地肌スレスレまでサクッとカットしてしまった事がある。あーっ、やっちゃったよー。髪伸びるの早いけど3週間位は明らかにヘンだった。仲間のミュージシャンからは誰かにイヂメられたの?って笑われた。

国産のおしゃれなバリカンは僕のカタい髪に使うと1年持たなくて、次にモーターが強力なフィリップス社製を使ってみたらかなりイイ感じだった。調子に乗ってバキバキ切っていたら、この時は携帯の音に驚いてなぜか襟足を大きく斜めに落としてしまった。

この直後にキングトーンズの仕事でテレビ出演があって、リーダーから「ユーちゃん、収録中に後ろを向くなよ。スタンドバイミー今日はやらないから!(振り付けにターンがあるから)」って怒られた(笑われた)。別の日には吉さんから、「楽屋にコボちゃんがいるっ」て指さされて、この時から再び床屋に行くようになった。(誰かが写真撮ってた気がする。見てみたいなぁ。)

それでもオフの日にわざわざ出掛ける事はなく、必ず旅先の空き時間に行く。大都市には大抵1000円カットの店舗があって、良く利用している。先月、博多滞在中にも行ったけど、ミュージシャンの先輩から「オッ髪切ったね。イサムちゃん(拙者の事)の量で1000円ならオレは500円位払えば十分だろう、同額なのは不公平だ!」と言われたが「うっ、えーと、仰る事の内容が理解出来ません。ごめんなさい。」と苦しい息で答えてしまった。この業界、先輩は絶対ですからー。(汗)

「10年早い」と以後、辞退して早いもので来年でホントに10年だ。再挑戦すべきなのでしょうか?3人ともご健在だといいな。

本日もお付き合いありがとうございました。m(_ _)m

2007年11月05日

100円ショップ考

旅先で衣装のシャツを忘れてしまい、100円ショップのダイソーで500円のワイシャツを買った。

100円グッズの品揃えはかなりスゴイと思う。でも最近は300円とか500円、数千円のモノまである。大半はアジアの、まだ人件費の安い国で作っているけど今後は元が強くなって、賃金もアップしていけばもっと100円じゃない値段の品物を増やすしかないし、生産拠点も、更に安い労働力があるアフリカ方面にシフトしていくはずだ、って5年前から考えていた。

2年後には各社一斉に「当社は200円ショップに生まれ変わり、より良い商品を提供し、お客様に楽しんで頂けるよう……」みたいなアナウンスがあるんじゃないかと危惧している。これって原油がじわじわ高騰したりするよりも、我々一般市民にとっては全ての物価が一気に2倍になったような身近な恐怖だからだ。まぁ、そう感じさせないために少しずつ値段の違う商品を増やしているのかな。そういえばゴールドだって数年前の3倍になったのにあんまり騒がれてないなぁ。なんて妄想しながら1時間もうろうろしてしまった。
100円ショップは楽しい。

肝心のシャツはなかなか良い。ボタンホールがちょっと弱そうだけど、しばらく使えそう。300円のもあったけどサイズがなかった。残念!

ところでキングトーンズのコンサートでは、青山のテーラーで仕立てた、ひらひらの付いた高ーいシャツを着ています。またお会いしましょう(^_-)。

2007年10月13日

糸ノコ金ノコ♪

今日は昼まで寝た。
このブログを書くのに使っているノートパソコンのDVDマルチドライブが不調なので、最新型を注文していたのが届いたので早速交換する事にした。DVD-Rを8倍速で記録できるし、DVD+R DLにも対応していて、今時は当たり前のスペックだが4年前のノートには贅沢な装備だ。

交換作業時間は1分を予定していた。しかしドライブの蓋の形状が違い、閉まらない状態になってしまった。パソコンにトラブルはつきものだし、動作に関係ない部分だからおもむろに糸ノコでカットしたらピタッと収まった。グフフ。最新型だって迷わず斬る、じゃなくて切るよ。いきなりメーカー保証とサ・ヨ・ナ・ラだけど。

先代ノートはハードディスクを交換しようとしたら厚みがあって収まらなかったから、パソコンの裏蓋を金ノコで、しかもフリーハンドで切り抜いた。結果ハードディスクは剥き出しで膝の上で使うと熱いし、電気も軽く漏れてたからビニールテープを貼って事なきを得た。やることは細かいけど、その根底は「大雑把」。ちなみにO型です。どうぞこれからもご贔屓にm(_ _)m

夕方、池の上の「すかんぽ」というお店に出掛けた。ここはキングトーンズの初代メンバーの石井さんが奥様と経営していて、居酒屋というか小料理屋という風情で美味しくて居心地の良いところだ。下北沢エリアという事もあり、役者さんや芸能関係の客も多い。僕はリーダー内田の送迎役でいつも車だから、今日は電車で行って、初めて「すかんぽ」でビールを飲んだ。

長年のキングトーンズファンでもある千葉の齋藤さん、漫画家の「いしだ(ペンネームは別)」さんと、楽しい時間を過ごし、気が付けば4時間以上経っていた。

ひとりでビールをがぶ飲みして失礼しました。またそのうちに!

2007年09月22日

深海低音歌手

キングトーンズのリーダー内田と人間の声について話をした時の事。

クラシック的に分けると女声はソプラノ、メゾソプラノ、アルト、男声はテノール、バリトン、バスになるけど、リーダーの声は単純にこれらの範疇に入れる事は出来ない。低音も良く出るテノールと強く鳴るファルセットをうまくミックスして歌っている。身内をほめるようで恐縮だけど、天才だと思う。大空へ突き抜けていくイメージで「スカイテナー」と呼ばれる。

内田「ユーちゃんみたいな最低クラスのベースボーカルを深い海にどこまでも潜っていくイメージでディープシーベースっていうんだよ。低いだけじゃなくて、深みもなくちゃいけないんだ。」
石塚「精進します。」
内田「なんかしゃべりがジジ臭いんだよ。ホントは幾つなの?あとカメラの事を写真機って言わないでよ(笑)」
石塚「…… …。」

という訳でこのブログのURLは「deepseabass」になったのです。ディープシーベースという重くて深い名に恥じぬよう精進していく所存です。今後も皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

ちなみにJimmy and the Vividsのジミー入枝は内田が認めた「スカイテナー」です。シャンソングランプリの歌手、川島豊(パリ在住)と併せてよろしくお願い致しますm(_ _)m

2007年08月28日

オーマノマグロアブッタ!

三沢の話は続きます…

7年位前に青森県の六ヶ所村でキングトーンズのコンサートをした事があった。

このとき地元でコンサートを企画して下さった方面に知己を得て、次の年に僕がある大物演歌歌手のサポートで六ヶ所村にいったとき、連絡を取り飲みに行く事になった。
宿泊が空港にも近い三沢市内のホテルだったので、三沢で一番と思われる寿司屋に入った。木目のきれいなカウンターに着いて刺身の盛り合わせを頼む。エビ、ホタテ、サバが特に美味しかった。地酒がすすむ。

おまかせで軽く握って貰ったあとに店主がこういうのはいかがでしょうかと「大間の本マグロの中トロをづけにしてちょっと炙ったもの」を勧めてくれた。それも1枚じゃなくて25センチ程もあるサクで!(えっ!?食べ放題ですかい?)既に腹八分だったが中トロ炙りは別腹なのーっていう感じでたっぷり頂いてしまった(バクバク食った)。最高の中トロを炙るなんてと思っていたが素晴らしい美味しさだった。心に残る…という言葉を冠したい。

だけど握りは炙らない方が好き(^^;)。流行の焼き鯖寿司も圧縮型塩鯖弁当の認識でたまに買うことがある(鯖好きですし!)。まあ別物なんだけど、やっぱり焼いてない普通の鯖寿司の方が好き。「トロを炙るOR 炙らない」とは話が違うけど、つい主張してしまいました。

スナックに移動しての2次会で、この知人が趣味のバンドでボーカルをやっていてゴスペラーズの「ひとり」っていう曲を練習中という事で、僕のベースボーカルと彼のメロディだけのアカペラを楽しんだ。

この頃キングトーンズは南果歩さん、きたろうさんと共にサントリーレッドのCMに出演していたんだけど、この日飲んだのはレッドならぬ「山崎」っていう京都で造ってるウィスキーだった。ちなみにサントリーの「白州」を造っている工場(山梨県)を見学に行った事があるし、最近は仙台での仕事のあと単独行動でニッカの工場も見学してきた。工場見学がそこはかとなく好きなのである。
これらの報告は、写真機と帳面を持参してきちんとブログを書いている諸兄にお任せしますが、本日の日記の要旨を15字以内で書けと言われたら「大間の中トロ炙りに感動した。」が正解。試験には出ませんよー。

やっぱり写真撮っとけば良かった。

2007年08月17日

アルバイト改メ 「ダメダコリャ!」

音大生のアルバイトって、ピアノやバイオリンなど専攻の楽器を子供に教えたり、声楽科の学生ならアマチュアの合唱団にお手伝いで参加したりするのが一般的だ。
指導教官にバレたらマズいけど、夜の大人のお店で本格的なJAZZピアノを弾く人もいた。コンクールに入賞して既に演奏家として活躍している人もいた。この場合は立派なプロだからアルバイトとは言えない。

だけどもともとアルバイトの語源はドイツ語のarbeiten(アルバイテン、働く)だから、英語のpart-time jobじゃなくて正業というか本業で働くという意味だ。
Ich arbeite fleissig.(イッヒ アルバイテ フライスィッヒ、僕は一生懸命働く。)なんて風に使う。
ついでに死語の供養もしておきましょう。「ゲルピン」という言葉があった。これ50歳以下で知ってる人はかなりマニアックな人か、よほど古い本でドイツ語を学んだ方ですね。ドイツ語のGeld(ゲルト、お金)と英語のPinch(ピンチ)を合成したもので金欠の事です。金欠コワイですネ。

使用例「今晩あたりどう?一杯!」「給料前でゲルピンなんだよ。」

大御所 北島三郎さんは漫才をしてた時期があって、そのときのコンビ「ゲルピンちん太ぽん太」のぽん太だった。いまは「アー」って言っただけで札束がドカッと入ってくるというギャグのようだが事実である。

音大生がアルバイトをするのは卒業後、何とか食っていくための職業訓練でもあるワケだが、一流の演奏家を目指すならレッスンに専念した方が良いのは言うまでもない。僕が学生の頃は歌番組のバックコーラスやドリフターズの「8時だよ全員集合」の聖歌隊などTV関係のアルバイトがたくさんあった。こういう仕事に参加しなかったので、歌手のナニナニさんに会ったよーみたいな話をいつも聞いてる側だったなぁ。当時ナニやってたかは5月5日の日記で少しふれたけど、他にもあるのでそのうち書きますね(^_^;)

僕はクラシック音楽大好きだけど、商業音楽でやっていこうと決めていたから卒業後は色々なところに顔を出して可愛がっていただいた。そのうちに低い声の仕事は石塚に連絡しろ!みたいになってくるとヴォイストレーニングをしてくれないかという依頼も来るようになった。自分の声だってまだ良くわからないし、歌うだけで精一杯だったから仕事として前向きに考える余裕がなくて断っていた(今はベースボーカルに限って応相談て事にしています…)。

キングトーンズに入る前のある日、ドリフの特番でアカペラコーラスをやるからベースボーカルとしての歌唱指導を「いかりや長介」さんにして欲しい、という話が来た。これはミーハーな気持ちでOKしてしまった。ドリフターズは長年コメディアンのトップを走り続けたグループだけど、もともとはミュージシャンだ。ちなみにキングトーンズはピカピカの衣装とリーダー内田の雰囲気とが相俟って、勘違いされがちだけどコメディアンじゃなくて正真正銘の「Doo-wop コーラスグループ」だ。そこんとこヨロシク!(お願い致しますm(_ _)m)。
で、いかりやさんの歌唱指導だけど、ご本人のリクエストでとにかく僕と一緒に何度も歌って体にたたき込むようにして曲を覚えて頂いた。
 いかりや「一緒だと歌えてる気がするけど、ひとりで歌ったらダメダコリャ!だね(笑)」
 石塚「大丈夫、かなり近いですよ。あと30本いきましょう(笑)」
 いかりや「はーい、よろしくぅー!」

一対一で「ダメダコリャ!」を聞いた人間って、そういないのではないだろうか?僕は幸せです!
しかし、本日のお題は「音大生のアルバイト」で書き始めた筈なのに何の話だかわからなくなっている。

晩年は俳優として大活躍した長さんも故人なんですねー。合掌。
お盆も終わりです。都心にも虫の音が聞こえてきました。

2007年08月07日

岩ガキ…続き

岩ガキは夏のものだと書いたけどこれはマガキと違って繁殖の時期である夏でも味が落ちないからと言うことらしい。僕が子供の頃、海の岩場で捕ったのはごく浅いところの小さいカキだったけど、漁師は潜って大きいのを捕る。魚屋さんからの又聞きだが、冬でも岩ガキは捕れるらしいが冬の日本海では命がけの仕事になってしまうとのこと。実は大変美味しいらしい。食べてみたーい♪

ところで外国でカキといえばフランスを思い出す。冬にパリのあちこちのレストラン店頭でカキを職人がひたすら剥いているのをよくみた。こんなに寒いのだから店のなかでやればいいのにと思ったが、彼らはカキ剥きのエキスパートで寒さに特に強いスイスの山岳民族のある村から、代々伝わる仕事として出稼ぎに来てるのだそうだ。まだ中学生くらいに見える子もいた。故郷が恋しかろう。ガンバレ。熱いモノがこみ上げた僕はお腹をこわすまでカキを食べた。1990年頃の話。

昨日ランチに間に合わなかった浅草ヨシカミには「うますぎて申し訳ないス!」というキャッチコピーがある。僕はキングトーンズのステージでリーダーから「最低のベースボーカル」「最低クラスの…」「最低レベルの…」という紹介をされるけど「最低」じゃなくて何かないかしらと考える事がある。フジロックではリーダーが「最低…」を言わなかったから、ユタカが気を利かせて「最低の男です」って紹介してくれたオイオーイ。だけどサンキュー!それにしてもお笑い系じゃなくてクールなコピーも欲しいなー。「低すぎて申し訳ないス!」ちょっと違うなぁ(-_-)

2007年08月01日

フジロック報告♪ その3

フジロックではアカペラも2曲演奏した。

ドゥーワップの名曲「Come go with me」はキングトーンズ結成時からのメンバー、ナリーこと成田邦彦のリード曲だ。明るくハッピーなアニキの歌は年齢を全く感じさせない。一緒に歌えて幸せな気持ちになる。いぶし銀の演奏だが青年の歌なのだ。

こんな文章書いてる僕こそ一体いくつなの?いぶし銀て言葉は普段使わないかなぁ!?この曲はバンドメンバーも参加して盛り上がった。ピアノの須川光、バンマスでドラムの寺本オサムはコーラスも達者で頼もしい。サックスの鎌田さんに至ってはサックスが休みの部分でVividsのコーラスを手伝ってもらった程の達人だ。ナイショだけど。

もうひとつ「Good old a cappella」をアンコールに演奏した。内田、ユタカ、ジミーとリードを歌い継いで最後は内田が締めくくった。ハモッたねって感じ。ベースボーカルとしては酸欠になりそうな曲なんですけどね。

2007年07月30日

フジロック報告♪

The Kingtones with Jimmy and the Vividsとして参加したフジロックフェスティバル2007の1日を自己中心的に振り返ってみたい。

朝4時30分起床(就寝は夜2時30分)で6時にリーダー内田宅へ。途中でメンバーのナリーとユタカをピックアップしつつ7時前には関越自動車道へ。赤城高原SAで休憩しリーダーはコーヒーときつねうどんを食す。苗場に着いたらすぐご飯ですよと言っても「今うどんが食べたいんだよ!」という事で仕方ないですね。天気も良く行楽気分で行きましょう。

9時20分に苗場プリンスホテルに到着し楽屋になっている客室に案内された。ジミー入枝が先に着いていたので一緒に出演者用のバイキング形式のレストランへ。

食後リーダーが「今日のメニュー(曲目)を考えてみたんだけど…」と言って昨日までリハーサルしていたプログラムをご破算にして書き始めた。静観していたがここ数年演奏してない曲が4つも入っているし…今回はVividsとの絡みもあるしスタッフとの打ち合わせも済んでるから、承服しかねますと言い曲順の一部変更で納得してもらった。
僕は「どうして昨日リハのときに言わなかったんですか?」と言えば「今だっていいじゃない」と返されて軽くイカりました。修行が足りません(^_^;)
現場を見て、またはその日の天候や体調で曲を変えるのも当然ありだから直前までベストなプログラムを練っているなんて偉いなぁとも思える。

会場はフィールドオブヘブンで、5000人の前でのコンサートとなった。午後1時開始で晴天だからお客様のようすもハッキリみえる。前の方にキングトーンズの旗を振っている人が数十人見えてうれしかった。後ろの方まで良く見ると3人知ってる顔があった。実は私、遠視気味なんです。リーダーのユルめのMCも暖かく迎えられてイイ感じで進んだ。途中でマイク持ったまま「次なんだっけ?」って聞くのはやめて欲しい。マル聞こえだし、アナタが曲順変えたんでしょー(-_-)

昨年までの2度の出演ではジミー入枝のサポート無しでは成立しなかった曲も多いが、今回は「Doo-wop tonight」「Save the last dance for me」「Smoke get's in your eyes」「I can't stop loving you」などはほとんど一人で歌いきった。特に「Smoke get's in your eyes」のエンディングのガンバリは涙モノだった。ファルセットも少しずつ回復してきたし、完全なグッドナイトベイビーが聴ける日も近いと思う。本人もあと1年ぐらいでイケるかなと頼もしい事を言っている。

私的に嬉しい事もあった。大学を出てすぐ4年間、横浜高校で音楽の講師をしていた頃の教え子がバックステージへ会いに来てくれたのだ。一般のお客様はバックステージには立ち入りできないが、彼は会場でショップをやっていて、ウチのバンマス寺本オサムと縁があるらしい。17年振りで向こうは子供だったから顔をみてもピンとこなかった。色白で目が大きくあごがとがった少年だったと記憶しているが、日に焼けたたくましい男になっていた。その場はお互い忙しいので再会を約して別れた。

楽屋に戻るためマイクロバスに乗り込む段になって雨が降ってきた。今回もお天気に恵まれて本当に良かった。レストランでもう一度食事をしてから東京に帰るため4人で車にのる時はどしゃぶりになっていた。

関越道では前橋から新座料金所までトンデモナイ降り方で50キロも出せなかった。メンバーはこんな雷雨見たことないねと盛り上がっていたが運転はちょっとコワかったです。赤城SAで給油中に落雷で停電しちゃったし、いちばん東京に近い三芳SAで車から降りた時には至近距離に落雷した。光と音がほぼ同時でオレンジ色の半球が(初めて見た!)地面近くに見えた。同時に焦げ臭いにおいがごく短時間した。リーダーがもうちょっと近くで雷を見てみたいよなと呟いた直後の事だったのでユタカが内田さんのせいだよーと笑った。

皆を降ろして帰宅後、会場からガメてきた缶ビールで乾杯した(だって会場で僕だけ飲めなかったから!)。気分転換にとゴルゴ13を読み始めたが、そのまま闇に落ちてしまった。

それではまた。今日は趣味のバイオリンの発表会に(ハジをかきに)行ってきます。

2007年07月29日

行ってきましたフジロック

フジロックフェスティバル、行ってきました。おかげさまで何とか無事終了しました。色々ご報告する事もありますが、今日はダウン寸前なので明日以降にゆっくり書きます(^_^;)
ありがとうございました。

明日は東海ラジオでJimmy and the vividsの収録予定です。個人的には夕方、バイオリンの発表会が…どうしよう…全然弾けてないし…

2007年07月28日

ガリッ(>_<)

明日のフジロックフェスティバルに向けて最後のリハーサルを無事終えて、本番を迎えるだけとなった。Vividsの新曲が結構大変で繰り返し合わせをした。
僕が歌うオンリーユーは新しいアレンジでコンサートで歌うのは初めてなので少し緊張するなぁ。思い切り低いキーでアップテンポなオンリーユーです。

休憩時間にリーダー内田をマネージ会社社長の車(外車で新車、Oh nooooh!)を運転してユタカと迎えに行ったのだけど、事もあろうにリーダーの家の柱にバンパーをコスってしまった。こんなミスは平成2年以来なんだけど、ホントに反省です。頑張って働きますから、お慈悲を……m(_ _)m

明日は午後1時からのステージなので朝4時起きで出発です(普段寝る時間に近かったり…)。気を引き締めて行かなくては。また報告します!

準備万端…?

夕方帰宅して楽譜の整理と車の整備をした。フジロックフェスティバルには自分で車を運転していくからだ。バッテリーの電圧が下がっていたので車から外して自宅で充電した。結構重くて、普段全く運動をしない自分にはこれだけで筋肉痛になりそうな感じだ。ちなみにタイヤ交換をしたら必ず筋肉痛です。

エンジンをかけ飯倉のサウンドシティスタジオへ行った。昨日に続いてJimmy and the vividsフルアルバムのミックスダウン作業が粛々と行われている。日付も替わり今日もリハがあるので深夜1時過ぎには帰宅した。

実はフジロックの翌日は趣味で習っているバイオリンの発表会があるので、いまからドキドキしている。先月から全く弾く時間がなかったし、しかも久しぶりにクラシックの曲も歌う予定なのにこちらもイメージトレーニングだけで本番臨む事になるからだ。せめて楽しい宴会ができますように…(^_^;)